宇部市西中町の酒店「篠澤酒舗」(TEL 0836-21-2121)が4月24日、テークアウト応援プロジェクト「居酒屋応援食堂」を開始した。
新型コロナウイルスの影響で、テークアウトの弁当販売などにチャレンジしている店を応援しようと、宇部市近郊の居酒屋などが提供する弁当やつまみを店内にそろえて販売するプロジェクト。各店が情報発信や人手不足などの課題を抱えている中で、取引のある店の商品を取りまとめて販売することを企画した。
初日は、8店の弁当・つまみ約80食が店頭に並んだ。炎月「じねんじょ弁当」(1,000円)、焼肉だんく「黒毛和牛ごろごろ炭火焼肉メシ」(700円)、肉僧「ハンバーグ弁当」(800円)のほか、串ごっちんの「ガッツリスタミナ弁当」(700円)やおかずやつまみになる「鳥のからあげ」(300円)など、各店が工夫を凝らした商品がラインアップ。開始から2時間後の13時には完売となる盛況ぶりを見せた。
翌日には、お茶々の「カレーライス」(700円)も新たに加わり、12時過ぎには完売した。
江本史郎常務は「新型コロナで飲食店は窮地に立たされている。当店も売り上げが激減しているが、このような時こそ皆で助け合い、力を合わせて街に元気が戻るまで頑張りたい」と話す。
営業時間は11時~19時。弁当の販売開始は11時。つまみは15時に販売開始。完売時点で終了。