子育て家族を対象におもちゃと絵本を無料で貸し出すサービス「おもかし」が7月1日、宇部で始まった。
運営は、宇部市を拠点に活動している子育て支援団体「なないろキッズ」。新型コロナの影響で自宅で過ごす時間が増えた子育て家族を支援したいと「赤い羽根共同募金助成金」に応募。「新型コロナウイルスの影響により日常生活に困難が出ている子育て家族を支援」助成金事業を受託した。
サービス内容は、独自のラインアップでそろえた「おもちゃ・絵本のセットパック」を無料で2週間レンタルするもの。電話で予約後、「こどもすくすくプラザプレイルーム」(琴芝町2、多世代ふれあいセンター2階)または、「にじいろのうみ」(宇部市床波6、西岐波市民センター2階)で受け取る。
代表の岡崎啓子さんは今後について「返却後は除菌作業やメンテナンスも行う。今はまだ10セットしか準備できていないが、よりニーズに合わせたセットを準備して『おもかし』が身近な存在になりたい」と話す。
「新型コロナで生活様式がガラリと変わり、子育てひろばに気軽に遊びに来ることができなくなった。まだまだ外出すること、子どもと遊びにいくことをちゅうちょしている子育て家族に『おもかし』でちょっといつもと違うおうち時間を楽しんでもらえたら。多くの子育て家族が笑顔で過ごしてほしい」とも。
問い合わせ・予約は、こどもすくすくプラザプレイルームの専用ダイヤル(TEL 090-6432-7716、予約受付時間=10時~15時。水曜・祝日休館)、またはメールで受け付ける。