焼き肉店「焼肉みほり峠」(宇部市西岐波、TEL 0836-54-2929)が7月7日、宇部にオープンした。
場所は国道190号線の大沢西交差点横で、ステーキ専門店「いきなりステーキ山口宇部店」跡。運営は、県内で飲食店を展開する「MIHORI(ミホリ)」(山口市大内中央)。
店内は全てテーブル席で、109席を用意。各テーブル間に、人手不足解消やオペレーション効率化のために導入された配膳用の「特急レーン」3列を備え、タッチパネルで注文した商品を自動で配膳する。「元々省人化のために導入したものだが、結果として新型コロナ対策にもなっている」とミホリの藤井一正社長。
提供するメニューは、「国産牛カルビ」や「牛ホルモン」(以上380円)、「大判ハラミ(ステーキ)」(680円)などの肉類のほか、「牛寿司」(280円)や「さくらユッケ」(580円)、「チヂミ」(480円)などの一品料理も用意する。
ランチタイムには、「お手軽ランチ」(980円)、「ボリュームランチ」(1,080円)など13種類のランチメニューを提供する。
ドリンクは、ハイボール(380円~)やビール(480円~)、ワイン(380円)などのアルコール類のほか、ノンアルコールカクテル(380円)、ソフトドリンク(280円)などを用意。
焼き肉メニュー以外にもグループ店の「みほり峠」の看板メニュー「唐揚げ」(3個入り=280円、5個入り=400円、7個入り=500円)や「肉うどん(中)」(280円)も用意。コースや食べ放題は行わず、全てのメニューを単品で低価格で提供する。想定客単価は2,000円~。
藤井社長は「『特急レーン』を使用した配膳システムでの営業は2、3年前から構想があった。山口の外食業界のリーダー的立場として、地域に新しい業態やスタイルを導入し、紹介する役割もあるのではないかと思っている。創業時の店名である『みほり峠』の看板で新たに出店するのは10年以上ぶりになるが、原点に帰るつもりでお客さまに寄り添う店にしていきたい」と話す。
営業時間は、ランチ=11時~15時(土曜・日曜・祝日は16時まで)、ディナー=17時~22時15分(土曜・日曜・祝日は通し営業)。