地元クリエーターを発掘・支援するイベント「Rethink Creator Project(リシンク クリエーター プロジェクト)」が8月2日、「デジタルハリウッドSTUDIO山口」(山口市中園町)で開催される。
「クリエイターの地産地消」をコンセプトに、全国各地でのセミナー開催とデザインコンテストを行うプロジェクト。全国のクリエーターの育成や仕事のマッチングを手掛けるクリエイターズマッチ(東京都渋谷区)が主催し、日本たばこ産業(JT)とコラボして実施。今年が3年目となる。
昨年度は全国28カ所で実施し、県内では萩市と宇部市で行われた。今年は7月31日の札幌を皮切りに全国17カ所で開く。今回の「山口セミナー」は山口県と山口市が後援する。
当日はセミナーとワークショップの2部制で、情報編集方法や視点の変え方などを学ぶ「Rethink講座」と山口で撮影された写真にキャッチコピーを付ける「Createワークショップ」で、デザインから情報発信までを学ぶ。オンライン参加も受け付け、ZOOM(ズーム)のチャット機能でリアルタイムにやり取りできる。
講師は、フリーランスクリエーターの羽室吉隆さんが務めるほか、地元クリエーターとして、企業PRやメディア制作などを手掛けるオーバーウォール(山口市)のクリエーティブディレクター大草快貴さんが登壇する。
クリエイターズマッチの樋口淳さんは「日常では気付かなかったり、なかなか考えなかったりすることに焦点を当てていくので、きっと新鮮なはず。デザインやキャッチコピーを付けることを潜在的にやってみたい人は多いと思う。地元のことを地元の人が改めて考え、発信していけるきっかけになれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は13時~15時30分。定員は会場=15人、オンライン=50人。申し込みはホームページで受け付ける。