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宇部にジェラート専門店「クラキチ」 手作りジェラートをテークアウトで提供

「宇部の街でも親しんでいただければ」と店主の藤井さん(右)

「宇部の街でも親しんでいただければ」と店主の藤井さん(右)

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 ジェラート専門店「ジェラテリア クラキチ ペリカンレーベル」(TEL 070-2795-1755)が8月1日、宇部市南小串にオープンした。

パンにジェラートを挟む「ペリカンのおしり」

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 周南市の「銀座通り商店街」で2017(平成29)年から営業する同店が、2店目として出店。季節ごとに旬のフルーツを使う自家製のジェラートをテークアウトで提供する。

 場所は、渡辺翁記念会館前の交差点角。店舗面積は約5坪。店主の藤井蔵吉さんの「日常の中でなじみの店として通ってもらいたい」という思いから、親子連れや仕事帰りのビジネスマンなど幅広い客層を見据える。

 宇部への出店について、藤井さんは「県内各地でイベント出店する中で、宇部の街が好きで住みたい街になったことが一番の理由。公園も多く、大学に通う学生や工場の風景と、市内でもいろいろな風景が見られるところが魅力」と話す。

 店内では、毎日本店で手作りしたジェラートを常時12種類ラインアップ。藤井さんの実家が営む「藤井牧場」(周南市和田)のミルクを使う「朝搾りミルク」や「ピスタチオ」「ショコラータ」を定番に、季節限定の「萩・小川の桃のソルベ」や「ブルーベリー」など県内産の素材を取り入れる。シングル=350円、ダブル=450円、トリプル=550円。

 ときわ公園のペリカンにちなみ、パンにジェラートを2種類サンドする商品「ペリカンのおしり」(550円)も用意。そのほか、土産用にカップに詰めたジェラートも販売する。

 現在は新型コロナの感染拡大防止のため、1組ずつの入店に制限して営業する。「地域の中で親しんでいただける店として根付いていきたい。街に合う営業スタイルも探しながらやっていけたら」と藤井さん。

 営業時間は12時~18時。

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