2021年に市制施行100周年を迎える宇部で現在、市民参加カウントダウンに使用する写真や絵などの募集が行われている。主催は宇部市市制施行100周年記念事業推進課。
募集するのは、8月11日に開設した「100周年記念サイト」に掲載する写真とメッセージ、11月1日に設置する「カウントダウンボード」に展示する絵。テーマは「祝100歳」と「希望あふれる未来の宇部」。市民とともに市政施行100周年を祝うことを目的に企画した。
記念サイトでは、市内に在住・在勤・在学する人のほか、宇部市に縁のある個人や団体を対象に、人を中心に撮影した写真とメッセージ15文字以内をセットで募集する。応募された写真とメッセージは先着順に11月1日からトップページに日替わりで掲載され、掲載日以降もサイト内のカレンダーに表示する。募集は365枚限定で、締め切りは10月30日。
同課の宗像香織係長は「多くの人に参加していただきたいという思いから、過去に宇部に住んでいたことがあるなど少しでも縁があれば応募可にしている。また写真についても、県外在住で写真の準備が難しい人もいる状況を踏まえ、縁のある人が写っていてメッセージも添えられていればどのようなものでも良い。先着順で数に限りがあるので、興味がある方は早めに応募してもらえれば」と話す。
カウントダウンボードに展示する絵は、市内に在住または通学する小中学生を対象に募集する。個人、グループ問わず応募可能で、応募された全ての絵を宇部市役所本庁舎、北部総合支所、山口宇部空港に設置するカウントダウンボードのデジタルサイネージにスライドショーで表示する。応募締め切りは9月18日。
同課の下元静枝副課長は「新型コロナの影響で出来ないことが多い中で考えた企画。当企画に限らず、今後も市民プロジェクトや各種記念事業の取組情報なども記念サイトで随時公開していく。これを機に多くの人に市政施行100周年について知ってもらい、一緒にお祝いしていければ」と話す。