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コラボでコロナ危機を乗り越える 宇部で「中華と洋食のオードブル」販売へ

「助け合ってコロナ禍を乗り切れたら」とメリッサ・道原さん(写真右)と虎の子・児島さん

「助け合ってコロナ禍を乗り切れたら」とメリッサ・道原さん(写真右)と虎の子・児島さん

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 宇部市中央町の中華料理店「虎の子」(TEL 0836-39-8899)と洋食店「メリッサ」(TEL 0836-39-5589)が9月2日、コラボしたオードブルの提供を始めた。

洋食と中華の「コラボオードブル」

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 「メリッサ」のオーナーシェフ・道原勇樹さんが発案して実現したコラボ。コロナ禍でテークアウトの需要が続く中で「話題になることや、お客さまに喜んでもらえることが何かできないかと考える中で、料理のジャンルを超えたコラボを思い付いた」と道原さん。

 以前から親交のあった「虎の子」の店主・児島寛康さんに相談し、3日後には思いを形にした。児島さんは「何か策を打ちたいと考えていたタイミングで道原さんから声が掛かった。飲食店同士で協力し合うことや、洋食と中華のコラボのおもしろさも感じてとんとん拍子で話が進んだ」と話す。

 オードブルの販売は予約制で、両店で受け付ける。内容は、「メリッサ」からはローストビーフやハンバーグ、「虎の子」からはエビチリや酢豚などで、予約した側の店の料理を中心に全7~8種類の人気メニューを入れる。3~4人前で6,500円。

 児島さんは「盆明けから宇部でも新型コロナの感染が広がり、少しずつ盛り返してきていた客足も再び自粛モードになったことで、受け身の営業では状況を乗り切ることに難しさを感じていた。お客さまに楽しんでもらいたいし、僕たちの刺激にもなる」と話す。

 道原さんは「通常だと各店に受け取りに行かないといけない手間があるが、一度に楽しむことができる。当店も厳しい状況が続いているが、アイデアを出しながら僕自身も少しでも楽しみながらやっていけたら」とも。

 予約は当日15時まで。受け渡しは16時~19時。

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