イルミネーションイベント「I LOVE SANYO-ONODA2020 スマイルミネーション~光にのせて~」が10月17日、山陽小野田市の「きららビーチ焼野」で始まった。
同ビーチの円形中央ステージから日時計までの海に向かって続く歩道を、約6万球のLED電球で飾っている。市内の全小学校が協力し、全6年生が周囲の人への感謝の気持ちを書き込んだメッセージを入れたペットボトルを電飾として展示する。
主催する小野田青年会議所の吉村公明理事長は「正式な集計はまだだが、1日に200~300人の来場者があると聞いている。準備中は夜も作業をしたが、ほとんど人が居ない状態からにぎわいが生まれている」と話す。
企画を立案した青少年未来開発委員会の池田耕己委員長は「短い準備期間で12人という少ない人数での準備に苦労した。点灯の瞬間は感無量だった」と話す。「コロナ禍でさまざまなイベントが中止となり、特に小学6年生たちに何か良い思い出をつくってもらいたいと思い企画した。振り返った時に明るく笑顔になってほしい。ペットボトルには6年間お世話になった先生や地域の方、スポーツ少年団の方などへのメッセージを書いてもらい、感謝や思いを伝える橋渡しにもなれば。多くの人に訪れてもらい、心を通わせてもらえれば」とも。
点灯時間は18時~21時45分。今月31日まで。