宇部・東須恵に「進太郎歯科クリニック」(TEL 0836-45-3118)がオープンして1カ月半がたった。オープン日は9月1日。
同院を開いたのは、下関市出身の中川進太郎院長。これまで宇部市や山口市の歯科医院に9年間勤務し、「自分の理想とする治療を行いたい」と独立。大学卒業後、宇部市に住み続けていたことから市内での開業を決めた。
中川院長は「治療開始から終わりまで痛みのない治療と、工程ごとに写真を見ながら丁寧に説明することで理解度・納得度を上げた上での治療を心掛けている」と話す。
施設面積は45坪。院内に長時間の治療やオペを行う特別診察室を含む診察室3部屋、回復室、診察前のカウンセリングルームなどを設ける。大人が落ち着いて通えるクリニックをイメージして内装をカフェ風にし、テラスサイトも設置。
夏ごろにオープンを予定していたが、新型コロナ感染対策のために延期して換気システムの導入や診察室の個室化など設計を見直したという。
中川院長は「開業直後ということもあり、今は治療メインの患者さんが多い。信頼して来てくださっているからこそ、予約数を減らしてでも一人一人に時間をかけたい。ドクター主体の治療には妥協したくない」と話す。
「歯が痛くなってから治療に来る方が多いが、本当に重要なのは自分では気付かない虫歯を見つけるための定期的なメンテナンス。今後は予防歯科の啓発やメンテナンスに力を入れ、一度来てくれた方を生涯にわたって診ることができれば」とも。
診療時間は9時~13時、15時~19時(水曜・土曜は17時まで)。日曜・祝日定休。