![「音楽と文化の交流で街を笑顔にしたい」と話す主催のみなさん](https://images.keizai.biz/yamaguchi_keizai/headline/1605245883_photo.jpg)
野外音楽イベント「スマイル音楽まつり」が11月21日・22日の2日間、山陽小野田市の「若山公園」で開かれる。
同会場での音楽祭は4回目。2013(平成25)年に開催した「wakayama音楽祭」の内容をさらにパワーアップしたもので、今回は音楽だけでなく、山陽小野田市観光協会、小野田陶芸連盟、県内の飲食店や雑貨店なども出店してイベントを盛り上げる。
実行委員長で「コミュニティカフェwakayama」の店主・穐本真一さんは「今年はコロナ禍でたくさんのイベントが中止になった。8月には市内の一部でクラスターが発生し、地元から活気がなくなったように思う。この状況の中で事業者同士が力を合わせて前を向き、工夫次第でイベントを開催できることを実証して地元を元気にしたいと思い開催に踏み切った」と話す。
音楽祭に出演するのはプロ・アマの20組。山口東京理科大学軽音部が両日出演するほか、21日はジョニー&フレンズ、落合さとこさんなど9組、22日は西広ショータさん、水本諭さん、ichiroさんなど11組が出演。22日は、ステージそばの広場にFMサンサンきららの特設ブースを設置し、出演ミュージシャンとラジオパーソナリティが生放送でトークを繰り広げる。
22日に開く「バザーコーナー」には、飛寅(ひとら)や三浦製麺など地元飲食店のほか、パン、野菜、ハンドメード雑貨など22店が出店。パステルアートや缶バッジ作りなどの体験コーナー、バルーンアートの実演販売や、山陽小野田語り部の会による紙芝居コーナーなど幅広い世代が楽しめる内容を展開する。
両日、会場で小野田陶芸連盟主催の「わくわくチャリティー陶芸マルシェ」を実施し、陶芸連盟の作品を一口500円でチャリティー販売する。
感染症対策として、マスクの着用や入場時の検温と消毒などを実施するほか、会場内にも消毒液を設置するなどの衛生管理を行う。
開催時間は、1日目(11月21日)は12時~16時。2日目(同22日)は10時~16時。2日目の音楽ステージエリアのみ有料で、チケットは前売り=1,000円、当日=1,500円、学生無料。
駐車場は小野田工業高校、小野田中学校、須恵小学校、小野田商工会議所など(台数に限りあり)。問い合わせは「コミュニティカフェwakayama」(TEL 0836-83-6761)まで。