野外イベント「おとずれリバーフェスタ2021」が7月17日・18日の2日間、長門・湯本温泉で開かれる。
温泉街の中心を流れる音信川(おとずれがわ)を中心に、マルシェやカフェ、体験型のワークショップなどを展開する同イベント。「未来の温泉街」をイメージして将来像を体感することを目指し、社会実験の一環として2017(平成29)年に初開催した。
今回は3年ぶりの開催となる。主催する長門湯本温泉まちのエリアマネジャー・木村隼斗さんは「広場や川沿いなどの公共空間の新しい使い方を実際に体験し、生まれ変わった温泉街でそぞろ歩きを楽しんでもらいたい」と話す。
当日は、会場を「恩湯エリア」「おとずれエリア」「一ノ瀬エリア」「並木エリア」「畔のサウナエリア」の5つのエリアに分ける。音信川沿いの遊歩道や川辺には、地元の長門を中心に萩、宇部、山陽小野田などの飲食店や雑貨店、野菜農園、キッチンカーなど約35団体が出店する。
「畔のサウナエリア」では、大寧寺川沿いの「水辺の広場」にテントサウナを設置するほか、フードやドリンクを販売する。テントサウナの利用は事前予約が必要(定員あり)。
「一ノ瀬エリア」では、週末限定で営業するバー「THE BAR NAGATO」(深川湯本)が「橋の上バー」を一ノ瀬橋の上に出店(17日限定)するほか、ハンドメード雑貨販売や出張サロン、長門で活動するイラストレーター・尾崎眞吾さんによる似顔絵プレゼントなどを行う。
木村さんは、「用意した『橋の上のレストラン』や『ながと散走』のプランは、ありがたいことに予約で満席となった。川のせせらぎを聞きながら各店のこだわりを感じてもらい、子どもも大人も楽しめる『オソト天国』にぜひお越しいただき、楽しい時間を皆さんと共有できたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。出店日は各店で異なる。