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山口で爆音映画祭 「スパイの妻」「Perfume」「JUNK HEAD」など13作品上映

今年のオープニング作品の「スパイの妻」(c)2020 NHK, NEP, Incline, C&I

今年のオープニング作品の「スパイの妻」(c)2020 NHK, NEP, Incline, C&I

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 「YCAM爆音映画祭2021」が8月27日から、山口情報芸術センター(=YCAM、山口市中園町)で開かれる。

臨場感あふれる「爆音映画祭」

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 音楽ライブ用の音響機材を使用して大音響の中で映画を鑑賞する夏の恒例イベント。映画評論家の樋口泰人さんが「これまでにない映画体験を創造しよう」とプロデュースし、全国各地で開いているイベントで、同館では2013(平成25)年から毎年開催。9回目となる今回は、3日間で13作品を上映する。

 オープニング作品は、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した黒沢清監督の最新作で、俳優の蒼井優さんや高橋一生さんらが出演する「スパイの妻」(2020年、日本)。オープニングイベントとして「スパイの妻」の上映前には、同作品の鑑賞チケット購入者を対象に爆音映画祭の音響環境などの魅力について音響担当者による説明を同館初の試みとして行う。

 期間中は、目玉作品として「JUNK HEAD」(2017年、日本)を上映する。映像制作経験のなかった堀貴秀監督が独学で制作を開始し、原案やキャラクターデザイン、編集、撮影などに7年の歳月をかけて完成させた作品で、ファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど世界的に高く評価されたSFストップモーションアニメ。上映後には堀監督が来場し、樋口さんとのトークショーも予定する。

 最終日最後の上映となるのは、3人組テクノポップユニット「Perfume」が最先端のデジタル技術を駆使したアート演出に挑んだライブ「Reframe 2019」の劇場版「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」(2020年、日本)。

  同館シネマ広報担当の前原美織さんは「通常上映では気が付かないような風の音や足音、生活音など、大音響でなければ聞こえてこない音がしっかり伝わってくる。臨場感のある『音で観(み)る、音に包まれる映画祭』として、この映画祭でしか感じることのできない感覚を体感してもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 新型コロナウイルス感染対策として、定員数を縮小して「密」を避けるほか、マスク着用、検温、手すりの消毒、館内の換気などを行う。

 入場料は1回券1,500円(前売りは1,300円)、「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」は2,200円。上映スケジュールはホームページで確認できる。今月29日まで。

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