山口宇部空港のインスタグラムで現在、「山口宇部空港の金の鶴丸(つるまる)車 フォトコンテスト」が行われている。主催は、山口宇部空港ビル(宇部市沖宇部)、日本航空(JAL)山口支店。
JALのシンボル「鶴丸」を金色の特別仕様車両にした「トーイングトラクター」を同ビルのインスタグラムに投稿したところ、大きな反響があったことから企画した。JAL山口宇部空港所の正田由佳所長は「日本中の皆さまに明るい未来の希望を感じてもらいたい」と話す。
参加方法は、「金の鶴丸車」の写真にハッシュタグ「#山口宇部空港金の鶴丸ロゴ」を付け、山口宇部空港や飛行機、金、鶴丸などへの思いを添えてインスタグラムページに投稿する。受賞者にはJALオリジナルグッズ「JAL金の鶴丸賞」(3作品)や、山口宇部空港のお土産品詰め合わせ「JAL賞」(10作品)を贈呈する。受賞者は10月下旬に発表する予定。
同空港では10月3日まで、11時~16時のJAL機発着時を除く時間帯に「金の鶴丸車」を国際線ターミナルビルや貨物ビル周辺に駐車し、国内線ターミナルビルの展望デッキやバラ園周辺から撮影できるようにする。
同ビルの山崎敏彦施設管理部長は「コロナ禍で厳しい話も多いが、こうした明るい話題を提供することで頑張っている姿を知ってもらいたい。イベントもなかなかできないが、空港に足を運んでもらうきっかけになれば。撮影場所は屋外ということもあり密になりにくく、余裕を持った期間を設けているので安心して来てほしい」と話す。
正田所長は「鶴丸の色を変更するのは、実は今回が初の取り組み。本来ならトラクターのすぐ近くまで見に来てもらえるような企画も行いたかったが、感染拡大状況などを考慮し断念した。イベント終了後もしばらく金色のままだが、一般の方から見やすい位置に配置しているのは今だけなので、なかなか見ることが無いトラクターを見るチャンスと思って来てもらえたら」と笑顔を見せる。
10月3日まで。