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宇部で「空の仕事紹介」 JALが子ども向けに実施、空港をより身近に

周南・鹿野地区で7月に行われた職業紹介の様子(写真提供=日本航空山口支店)

周南・鹿野地区で7月に行われた職業紹介の様子(写真提供=日本航空山口支店)

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 空の仕事を紹介する「JAL『空を通じて未来を考える』~学校では受けられない授業~」が10月31日、宇部・新天町の「子ども第三の居場所 山口宇部拠点」で開かれる。主催は日本航空(JAL)山口支店。

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 同日から半年にわたって6回行う企画で、パイロットや旅客スタッフ、整備スタッフなど航空業に関わる仕事を紹介。初回は「客室乗務員の仕事」を紹介する。

 山口支店アシスタントマネジャーの松浦寛さんは「もともと計画していた紙飛行機で巨大オブジェを作る企画がコロナ禍で中止になり、何か別の方法で航空の仕事を紹介できないかと企画した。宇部は空港が身近な地域なので、子どもたちにもっと空港について知ってもらい新しい発見につながれば」と話す。

 当日は、客室乗務員として実際に勤務するJALふるさと応援隊のスタッフが講師を務め、客室乗務員の役割や1日の仕事の流れなどを紹介するほか、飲み物サービスや機内アナウンスを体験してもらう。「JAL折り紙ヒコーキ飛ばし体験」や記念撮影なども実施。対象は小学3年生以上で先着20人。子どもだけでも参加できる。

 松浦さんは「飛行機が1回飛ぶために11もの職種が関わっている。パイロットや客室乗務員などの花形に限らず、縁の下の力持ち的な仕事についても知ってもらいたい。知らない仕事がたくさんあることを伝え、選択肢を広げることが将来の職業選びにつながれば。参加者は毎回募集し直すので、多くの子どもに参加してもらいたい」と話す。

 「コロナ禍で航空業界全体が一時的に低迷しているが、いずれは回復してくるはずなので、将来の進路として目指してほしい。いつかJALで一緒に働くことができればベストだが、いろいろな情報を伝えることで、将来について考えるきっかけとなり、最終的に自分のやりたいことにつながってもらえれば」とも。

 開催時間は14時~15時30分。申し込みは松浦さん(TEL 080-4152-4601)まで。申し込み受付時間は平日9時30分~18時。

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