県庁近くに「宇津木の里」自家製食材を取り入れた和食店

国道9号線沿い、山口県庁近くにある「和食処 うつぎの里」

国道9号線沿い、山口県庁近くにある「和食処 うつぎの里」

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 山口・大手町にあるKRYビルに3月8日、「和食処 うつぎの里」(山口市大手町、TEL 083-924-7723)がオープンする。

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 同店は2月22日にプレオープンしており、グランドオープンまでは昼のみの営業を行っている。店舗面積は70坪で、席数は60席。空間は、壁やテーブル、椅子などに和の要素を持たせた内装となっている。

 うどん、丼物、寿司、和膳を中心に、「気軽に来てもらえるよう」手頃な値段設定を行っている。主なメニューは「昼の花かご御前」(1,029円)、「うつぎの里御前」(1,659円)、「うつぎの里うどん」(882円)など。客単価は1,000円前後。

 鮮度の高いものを使っていきたいとの理由から、山口県産「ひのひかり」をはじめ、食材に山口県内産のものを使用している。特に、山口・下小鯖の棯畑地区にある「宇津木の里」自家製食材にこだわる。

 同店オーナーの柴崎治さんが住んでいる山口・下小鯖地域には、観光梨園やコンニャク栽培・加工、里山「宇津木の里」などがある。「農事組合法人 宇津木農産」理事をしている柴崎さんは、同店を「里山活動をしながら触れてきた『宇津木の里』の魅力について情報交換できるアンテナ拠点にしていきたい」と話している。今後は、「宇津木の里」の特産品である「そーめん『鳴瀧の糸』」や、「宇津木の里」の産物を使った田舎風の料理も提供していく予定。

 柴崎さんは「近くに瑠璃光寺五重塔などの観光資源、県立美術館などの文化施設、県庁などの官公庁が集まる場所。この場所にはメリットがある。観光ルートの間に立ち寄ってもらったり、趣味やカルチャーサークルの会合場所に使ってもらったり、飲食だけにとらわれない利用方法が考えられる」と話している。営業時間は11時~22時。年中無休。(©マルニ)

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