宇部の「西日本自動車学校」(宇部市妻崎開作)が12月19日、社員の子どもや家族らに職場を見学してもらうイベント「ぱぱまま参観日」を実施した。
今年9月に新校舎での運営を開始した同校。「普段見ることのないパパやママの働く姿を見てもらうことで、自動車学校の楽しさや職場の雰囲気を知ってもらいたい」と初めて企画した。
当日は、男女6人の社員の家族ら25人が参加。家族に顔写真入りの社員証を渡す「入社式」を行い、実際の朝礼からスタート。各教室など施設内を見学した後、教習車に乗って指導している姿を見学。子どもたちは教習車が前を通ると「パパだ」とうれしそうな声を上げて笑顔を見せた。
同校を運営する「三和企業」(妻崎開作)の前田勲社長は「働く姿を見てもらうことで家庭内でも当校を身近に感じてもらいたいと思っていた。日頃から社員のキャラクターを大切にしているが、夜遅くまでの仕事なのでご家族の理解は欠かせない。参加してくれた子どもたちは0歳~18歳と幅広く、なかには子どもや孫も連れ3世代で参加した家庭もあり、とても温かい雰囲気だった」と話す。
同イベントの最後には、「1日社長体験」として社長室での写真撮影を行い、前田社長が「いつもありがとう」と感謝状を手渡した。
今後について、前田社長は「近隣の住民や通ってもらっている生徒へ向けて、地域貢献も含めたオープンなイベントも行っていきたい。新しい取り組みにも積極的に挑戦していきたい」と話す。