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宇部・厚南にパン店「あにぃぱん」 市内2号店、配達や予約販売も

「あにぃパン」を手に笑顔を見せるスタッフの平重信次さん

「あにぃパン」を手に笑顔を見せるスタッフの平重信次さん

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 パン店「あにぃぱん 西宇部店」(宇部市西宇部南3)が1月6日、宇部にオープンした。

「あにぃぱん」が提供する食パン

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 場所は「ウェスタまるき 西宇部店」の程近く。昨年9月21日に宇部フロンティア大学近くの住宅街にオープンした「あにぃぱん 文京台店」の2号店。

 店舗面積は約7坪。宇部市内の製造拠点で焼き上げたパンを販売。食パンのほか、調理パンや菓子パン、焼き菓子などが並ぶ。

 提供するのは、粗さの違う3種のライ麦を配合し、ふんわりしてもっちりとした食感に仕上げた「ライ麦パン」(1斤サイズ、プレーン=648円、レーズン=756円)や、ライ麦の生地をベースに製法を変えて作る「あにぃパン」(270円)、しっとりした食感の「角食パン」(1.5斤、702円)、「くりーむぱん」(173円)、「ちくわパン」(238円)のほか、クッキーなどの焼き菓子など。常時約20~25種類をそろえる。

 商品の配達も行う。料金や配達地域などは相談に応じ、幼稚園や団体など大口注文も受けているという。電話や公式LINEでの予約販売も行う。

 同店を運営する「真鍋建工」(宇部市中山)の真鍋吉洋社長は「住宅街に出店した1号店は近くの住民の来店が多く、地域に根差した店になっていると感じている。2号店は、スーパーや塾、JR宇部駅近くということもあり、12月3日のプレオープン以降に学生や子ども連れの女性客、ビジネスマンなどの来客が多い」と話す。

 「イベントなどで移動販売もしているが、今後はマルシェなどにも参加していきたい。母が作るグラタンパンやドーナツ、カレーパンなども本当においしいので、近いうちに揚げパン専門店も作りたいと考えている。母の味をいろいろな形で届けられたら。今後の展開を楽しみにしてもらいたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時30分~18時(売り切れ次第閉店)。日曜・月曜定休。

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