萩市の飲食店などで現在、地魚の消費拡大を目指す「萩のおいしい地魚グルメキャンペーン」が行われている。
コロナ禍で中止した「萩・魚まつり」の代替イベントとして同実行委員会が実施。第2弾となる今回は、「食」シールと「買」シールを組み合わせることで応募可能になる「シールラリー」を行う。対象店で食事や地魚商品を購入してシールを集めると抽選で3万円相当の「天然とらふぐセット」などを進呈する。
「食」シールは31店が配布する。うち8店はキャンペーン期間限定の特別メニューを用意。「末益」(下五間町)では「萩アナゴ3種類付コース料理」(3,500円)、「割烹(かっぽう)千代」(今古萩)では「うにと真ふぐの海鮮丼」(3,780円)を提供する。
「買」シールは、「萩魚」(椿)、「いかマルシェ」(須佐)、「道の駅ゆとりパークたまがわ」(田万川)、アトラス萩店駐車場特設コーナー(土原)で、地魚商品の購入客に配布する。
2月13日には「萩しーまーと」(椿東)で、購入レシート2,000円ごとに挑戦できる「ガラポンくじ」も実施する。
萩市水産課の伊藤史哉さんは「生産者にも飲食店にも、恒例の祭りがないことでの打撃は少なからずある。祭りの代わりに実際に萩まで足を運んでもらい、地元のお店や魚の魅力を知ってもらう機会にできれば」と話す。
3月27日まで。