宇部のリゾート施設「ココランド」本館2階の「割烹(かっぽう) つきまち」が2月1日、屋号を「料亭 月待ち」に刷新してオープンした。
今回の刷新は、一昨年のコロナ禍からほぼ休業状態が続いていたことを受け、既存客や新規客に向け、コロナ感染拡大防止対策と施設のさらなる高付加価値化を図ったという。
刷新では、近年の個室需要に対応し、店内は客席の大半を個室化するとともにバリアフリー化。半個室で掘りごたつ式だった個室をシルバー世代も気兼ねなく過ごせるようにとテーブル席にした。照明には間接照明を採用。夜の月の光をイメージしてムードを演出している。席数は、目の前で料理風景を眺めることができるオープンカウンター席4席、4人用個室4室。うち2室は連結させ最大8人で使える。
メニューは、旬の地元産の食材を使いご当地感を意識したという季節料理を提供する。昼には「月待ち寿司(すし)御膳」(2,750円)、「月待ち寿司会席」(6,600円)、夜は総料理長おまかせの1万1,000円の会席と1万3,200円のコースを提供する。いずれも2日前までの事前予約制。3日前までの予約で客の予算に応じた内容にも対応する。
企画戦略室室長の森田剛さんは「昼は主婦層のプチぜいたくに、夜は企業の接待を中心としたおもてなしで利用してもらえれば。サービスの価値を高め、より高品質な料理や空間を提供していきたい。3月中旬には施設内にドッグホテルもオープンする予定。お客さまが利用する動機を増やせるように、これまでやっていないことに挑戦したい」と話す。
営業時間は、11時~14時30分、17時~21時。