マルシェイベント「パンと珈琲(コーヒー)のマルシェ」が2月19日・20日の2日間、山口市産業交流拠点施設「KDDI維新ホール」(小郡令和1)内の自由通路で開かれる。主催は同施設指定管理者の森ビル都市企画・コンベンションリンケージ共同企業体。
4月1日に同施設が開館1周年を迎えるに当たり、「感謝デー」と銘打って行う同イベント。マルシェのほか、ステージイベントや体験イベントなどのプログラムを展開する。
マルシェは、山口県内のパン店やコーヒー店約20店が集結するほか、「山田フルーツファーム」(萩)がジャム・ワインを、「北欧雑貨ラリッサ」(下関)がマグカップを、それぞれ販売するなど、2日間にわたってパンとコーヒーにまつわる商品も販売する。
同会場でのマルシェは昨年7月に初開催。10月の2回目には、土曜に1000人、日曜に1500人が来場したという。
マルシェの企画を担当する「エシカルBASIC」の中岡佑輔さんは「初開催時は、1時間で全店の商品が完売するほどのにぎわいを見せた。2回目は混雑を避けるために10時からと12時からの2回に分けて販売したが、今回も同様にする。今回は約6割の店が初出店なので、新たにお気に入りと出合ってもらう場になれば。出店者も来場者もみんなが楽しめるイベントとなり、気付いたことやつながりなど商品だけではない何かを持って帰ってもらえたら」と話す。
メインホールステージでは、山口市内で活動している団体によるステージイベント(19日)を開催。メインスタジオでは、チョコレート販売やワークショップなどを行う「五感で楽しむチョコフェス」(20日)も行う。
同施設のプロジェクトマネジャーの石川哲史さんは「こうしたイベントやマルシェで利用できる施設としても周知が広がり、地元の人からの認知度も上がってきたように思う。エンターテインメント性のあるプログラムを楽しんでもらい、イベントを通して市民の方とのコミニケーションを深め、距離を縮めていければ。文化交流や人と人の交流が生まれる施設として、市外や県外にも発信していきたい」と話す。
開催時間は10時~16時。