防府・原工務店が木造コミュニティー施設を新設-自然素材体感も

「もっくの森」外観

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 自然素材を使った木造住宅の施工・販売を行う原工務店(防府市桑山)は7月19日、本社敷地内に住まいと暮らしの情報館「もっくの森」をオープンした。

「もっくの森」コミュニティー・スペース

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 無添加しっくいの壁、ムク材の床や家具、天然石の外壁、柿渋やベンガラの塗料などの自然素材を使った同館は、延べ床面積80坪で、木造2階建て。同社が研究開発した壁や筋交いを設けなくても強固な建物ができる技術「木質ラーメン構法」を用い、木造でありながら広々とした空間を生み出しているのが特徴。

 館内には、カルチャー教室やセミナーを開催するコミュニティー・スペース、自然素材のサンプルを展示する常設展示、環境問題や暮らしなどテーマに沿って展示を行う期間展示、打ち合わせルーム、キッズルーム、多目的スペースなどを備える。ビーズアクセサリーやガーデニングなどのカルチャー教室、住まいづくり教室などを行うほか、施主との打ち合わせ、自然素材のサンプル体感空間としても使われる。1時間1,000円でスペースの貸し出しも行う。

 同社企画室の山田志順さんは「創業40周年ということもあり、地域の人に恩返しをする意味で、コミュニティー・スペースとなるような施設を作った。長時間滞在してもらい、木や自然素材をふんだんに使った気持ちいい空間を体感してもらえれば」と話す。

 開館時間は10時~17時。入場自由。年末年始休館。

関連画像(「もっくの森」コミュニティー・スペース)原工務店、CMにも登場の「リス」のキャラクター名を募集(山口経済新聞)山口に無添加住宅の体感ルーム-「もったいないコーナー」も(山口経済新聞)原工務店(©マルニ)

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