山口市阿知須のSC・サンパークあじす内に2月10日、カレー店「100時間カレー カリーノ阿知須店」と無添加スムージー&ジュース専門店「ゴクゴク カリーノ阿知須店」がオープンした。
運営は、九州・山口で不動産賃貸業のほか、「シャトレーゼ」や「ビアードパパ」などの飲食フランチャイズ事業などを展開する「カリーノグループ」(熊本県中央区、馬場英治社長)のグループ会社「カリーノビジネスサポート」。
松村雄太取締役は「サンパークあじすは地域密着型の施設で、地元民の憩いの場になっているが、この区画は1年空いている状態で飲食ゾーンはどこか寂しいところがあった。商業施設をより活気づけたいとの思いから出店した」と話す。
100時間カレーは、「ARCS」(東京都豊島区)が全国展開するカレー店で、自社で配合した20種類以上のスパイスを使い、全工程に100時間をかけて作るという熟成の欧風カレーを提供する。
定番の「牛肉と玉ねぎのカレー」(770円)のほか、人気メニューという「厚切りチキンカツのカレー」(913円)や「とろとろ卵のオムカレー」(869円)など11種類のカレーを提供。辛さの変更や、別料金でご飯やルーの「ちょい足し」、大盛りにも対応する。テークアウト販売も行う。
ゴクゴクは、「Drapocket」(神奈川県茅ヶ崎市)が全国展開するスムージー&ジュース専門店。砂糖・添加物不使用で、様々な産地から厳選した旬のフルーツをふんだんに使い、はちみつと牛乳のみで作るスムージーや生果汁を入れたソーダ、季節限定の100%果汁のフレッシュジュースを提供する。ゴクゴクは山口県初出店。
メニューは、「金の房プレミアムバナナミルク」「つぶつぶいちごバナナミルク」「果実たっぷりオレンジパイン」(以上430円~)など10種類のスムージーのほか、「搾りたてレモンライムソーダ」「あらごしレモンのレモネードソーダ」(以上540円~)など4種類のソーダを用意する。
松村取締役は「昨年3月に熊本の商業施設でも両店を同時出店した。コロナ禍の今、『食』で皆さまを元気にできればと出店のスピードを上げて食の強化を進めている。巣ごもり需要の高まりを受け、テークアウト業態などにも力を入れていく予定。さまざまな種類の飲食店を出店して食のサポートをし、お客さまに喜んでもらえる展開を今後も続けていきたい」と話す。
営業時間は10時~21時。