「雑貨店NOICHI（ノイチ） ゆめタウン宇部店」（TEL 0836-52-7477）が3月1日、宇部のSC「ゆめタウン宇部」（妻崎開作）内にオープンした。

サンドピクチャー作家による作品

　運営は、ノイチを展開する「溝上企画」（周南市銀座1）。2014（平成26）年にJR徳山駅前に本店を構え、2018（平成30）年には山口井筒屋1階に2店目を出店した。

　同店は、日用雑貨や動物雑貨のほか、輸入雑貨、民族雑貨など世界中からセレクトした多方面のジャンルの商品を取り扱う。店舗面積は約42坪で、3000点以上の個性豊かな雑貨を100円～約25万円の幅広い価格帯で販売する。

　溝上重幸社長は「昨年に出店のオファーをもらい、他店舗の商圏を考えて出店した。本店はフロアごとに雰囲気を変えており、小さめな山口店は商品をあえて混在させて陳列している。お客さまに満足してもらえるようオープン当初からこだわりのアイテムを仕入れ続け、それが積み重なってきている。宇部店は、これまでの集大成として、きっちりとコーナー分けして手に取ってもらいやすいようにした」と話す。

　アニマル雑貨コーナーには、犬、猫、パンダ、ハシビロコウ、カメなど100種類以上の動物や鳥、魚の雑貨を用意。ぬいぐるみやリュック、メモ帳、小物雑貨のほか、魚類学者として活躍するさかなクンプロデュースの細かい部位までリアルな「おさかなぬいぐるみ」などもそろえる。日用雑貨コーナーには、服飾雑貨、ハンカチ、フレグランス商品、ステーショナリー、バスギフトなども陳列する。

　ギャラリー雑貨コーナーは、食器、グラスのほか、トンボ玉などの工芸品、動く砂絵「サンドピクチャー」や仏像フィギュア、フィンランドの妖精型つぼ押し、緑青銅板時計など山口でも珍しい商品をそろえているという。「自身の趣味や好きなものも置き、『すごいものがあるよ』と紹介したい。世界の文化を知ってもらうきっかけにもなれば」と溝上社長。

　「それぞれ違うテイストで、メーカー品から初めて見るような不思議なものまでそろえている。欲しいものが見つかる『あなたの市』になってほしい。プレゼントした方もされた方も喜びの時を分かち合い、その輪が広がっていくことを願い続けたい。海外の市場のワクワク感や熱気を地元に再現できればという店名に込めた思いのように、さまざまな人が集い、驚きと楽しさ、そして喜びあふれる『市場』のような場所になっていけば」と笑顔を見せる。

　営業時間は10時～20時。