マルシェイベント「EAT UBE!2021」が3月26日・27日の2日間、宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で開かれる。主催は宇部市。
「地元のおいしい食べ物を知って、実店舗へ足を運ぶきっかけになれば」と2018(平成30)年に初開催した同イベント。当日は、宇部産食材などを使った地元飲食店などが出店する「宇部マルシェ」、宇部産の農作物や魚、加工品などの販売を行う「TKWファーマーズマーケット」、ハンドメード・クラフト作家の雑貨販売などを行う「cher cher(シェルシェ)」の3つのマルシェを同時開催する。
UBEビエンナーレ彫刻の丘での「宇部マルシェ」は、今回は感染症対策として初めてテイクアウト形式で実施する。宇部市内のカフェやバー、ホテルなど15店が出店し、フルーツサンド、焼きそば、カレーライス、おむすび、おはぎ、シフォンケーキ、甘酒など各店の特色が感じられる商品を提供する。
同会場で行う「TKWファーマーズマーケット」では農作物などの販売のほか、フラワーアレンジメント体験のワークショップ(26日)も行う。
噴水広場での「シェルシェ」では23組が出店し、布小物、アクセサリー、レザークラフト、木工雑貨などを販売する。マルシェのほか、マジックやジャグリングなどの大道芸パフォーマンスでイベントを盛り上げる。
宇部市観光・グローバル推進課の山本圭祐さんは「コロナ禍でイベントが相次いで中止になっている中、安心して楽しんでもらえるよう新しい生活様式に対応したモデルイベントを実施し、そこで得られたノウハウを今後のさまざまなイベントに生かしたい」と話す。
「実店舗への来店のきっかけにつなげ、コロナ禍で大変な思いをしている飲食店や生産者、作家さんを少しでも応援できれば。ときわ公園に春の花もどんどん咲き出しているので合わせて楽しんでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。雨天決行。出店日は各店で異なる。