男子プロバスケットボールB3リーグの山口ペイトリオッツが4月9日・10日、宇部の「俵田翁記念体育館」(宇部市恩田町4)でトライフープ岡山と対戦する。
B3リーグは昨年10月に開幕し、全15チームによる4回戦総当たりのリーグ戦を実施している。1クラブが56試合(ホーム28試合・アウェー28試合)を行うが、ペイトリオッツは現在44試合を終えて11勝33敗で順位は12位。
チームのキャプテンを務めるモーガン・ヒカル・エイケン選手は、これまでの試合を振り返り「勝ち負けは別として、チームとしてよくない時に全員でコミュニケーションをとり、試合中に出る問題を解決できるようになってきた。チームとしてプレーできるようになってきたと思う」と話す。
前節は長崎ヴェルカと対戦し、1試合目は83-148、2試合目は88-131で敗れた。ペイトリオッツは、現在13連敗と苦しい状況が続いている。
エイケン選手は「怪我人も出て試合も大変になっているがそこはスポーツだと仕方がない部分。だからこそ崩れないように、全員で話してチームとして最後まで戦おうとしている。ディフェンスで日本人選手対外国人選手になったとき、ほかの選手がガードなど足りないところを補ってダブルチームにいくなど、そこでやられないようにできればよい試合ができると思う」と力を込める。
今週末に対戦するトライフープ岡山は現在5位で、前回対戦(12月24日・25日)では2敗している。エイケン選手は「前回はフィジカルでやられてしまったと思うので、スタートから体を張って強くプレーしたい。フィジカルで負けなければ自分たちのやりたいオフェンスなどのプレーもできると思うので、そこにフォーカスしたい」と意気込む。
リーグ戦は残り12試合となったが、山口県内では今週末のほか、4月16日・17日に「岩国市総合体育館」、4月30日・5月1日に「俵田翁記念体育館」で試合を行う。
エイケン選手は「連敗しているが、ファンの皆さんのサポートのおかげで自分たちもエナジーを出してプレーができるのでありがたい。シーズンもあと少しで終わってしまうので、ファンの皆さんと一緒に戦って強くシーズンを終わらせたい」と話す。
試合開始時間は、9日=18時、10日=14時。