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阿武の「ABUキャンプフィールド」が開業から1カ月 好調な滑り出し

利用者のテントが並ぶ「ABUキャンプフィールド」

利用者のテントが並ぶ「ABUキャンプフィールド」

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 阿武町が道の駅阿武町そばに整備したキャンプ場「ABUキャンプフィールド」(阿武町奈古)がオープンして1カ月がたった。

海辺のカフェで「映え」ドリンクも

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 同キャンプ場は全62サイトで管理棟やビジターセンター、カフェ棟などを備える。直売所や温泉もある道の駅の強みを生かしてアウトドアメーカーの「スノーピーク」が監修し、町の魅力を伝え、地元産品の消費拡大や移住者の増加を目指す。

 オープンから1カ月で延べ予約数は約970組に達し、5月まで予約が埋まっているという盛況ぶりに、道の駅内の直売所や温泉も週末は一段とにぎわいを見せる。阿武特産・無角和牛の肉焼き講座や阿武の木を使ったスウェーデントーチ作り、魚さばき体験など、農林水産業が盛んな同町ならではの体験プログラムも用意し、家族連れなどに人気があるという。

 同町地域おこし協力隊でキャンプ場運営担当の浅井一輝さんは「体験プログラムでは『楽しかった』という声が聞けてうれしい。まだ実験的な段階なので、プログラムや設備をより充実させていきたい。今は話題性で訪れる人が多いので、何度も来てもらえるように町の魅力を伝えていければ」と話す。

 利用料は、電源付きサイト=5,500円、フリーサイト=4,400円、デイサイト=2,750円。手ぶらでも楽しめるようテントやたき火台などスノーピーク製品のレンタルやまきの購入も可能。シャワー室や簡易キッチンなども備える。キャンプの予約はホームページで受け付ける。

 キャンプ場と同日にオープンしたビジターセンター内のカフェ「SUNbashi CAFE(サンバシカフェ)」も連日宿泊客などでにぎわう。鹿島湾が一望できる桟橋のような店内では、コーヒーやカフェラテのほか、それぞれ町内の景色をイメージした「阿武の夕陽」や「清ケ浜ソーダ」(各500円)などの華やかな見た目のノンアルコールカクテルを用意する。カフェの営業時間は10時~18時。

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