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阿武に古民家カフェ「N」 元駄菓子屋を改装、Jターン店主「第3の居場所を」

「町の良さを知ってもらうきっかけ作りをしたい」と能登さん

「町の良さを知ってもらうきっかけ作りをしたい」と能登さん

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 阿武町・奈古に8月7日、古民家を改装したカフェ「3RD PLACE CAFE N(サードプレイスカフェ エヌ)」(通称=Nカフェ)がオープンした。

駄菓子屋を改装した「Nカフェ」

 店主の能登瞳さんは萩市出身、夫の阿武町への転職を機に2015(平成27)年、東京からJターンした。東京で12年間飲食店で勤務した経験を生かしカフェ出店を決意した。

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 奈古漁港近くにある路地裏の元駄菓子店を改装した同店は、古民家ならではの造りを生かし、小さな子どもが寝転んだり遊んだりできる座敷スペースも設置する。自家栽培野菜や地元産食材を使い、サラダ付きパスタ(800円)などイタリアンメインのランチや、季節のフルーツを使ったケーキなどスイーツも提供する。

 5歳と3歳の子どもの親でもある能登さんは自身の経験から、「子連れの親たちが気を使わず外食の特別感を味わえ、気分転換になる憩いの場を目指した」と話す。店内にはおもちゃ、本、漫画を多数備えるほか、手作りアクセサリーなどの展示販売も行う。UVレジンアクセサリー作りや絵手紙などのワークショップも定期開催する。

 店舗2階はベビーマッサージ教室などイベントを開けるレンタルスペースとして開放する。店内にはパン屋営業用の区画も設けており、現在テナント出店者を募集している。

 「移住者に『ウエルカム』な雰囲気で子育てがしやすいのが阿武町の良い所。改装作業から多くの地元の方に協力していただき、7月15日からのプレオープン以降、早くも地域のサロンのような場として幅広い年代に利用してもらえている」と能登さん。

 「小さな町ではあるが、移住者による飲食店やゲストハウスがオープンするなど地域活性化の新しい動きが広がりつつある。道の駅に寄る『ついでに』、帰省の『ついでに』というように、『ついで』で気軽に立ち寄ってもらい、人の輪が点から線へ、町内から町外へとつながっていく場にしたい。店名にも掲げているように、自宅・職場に次ぐ『第3の場所』として活用してもらい、町に恩返しができれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時30分~16時30分。日曜・祝日定休(臨時休業はSNSで告知する)。

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