宇部市内の水道に関する施設を巡る見学ツアー「玉川ポンプ場見学&デザインマンホール撮影ツアー」が、5月14日に開かれる。
「玉川ポンプ場」(宇部市藤曲)をメインに行う同ツアー。主催する宇部観光コンベンション協会の大下敬之次長は「篠崎圭二宇部市長が同ポンプ場視察の様子をSNSに投稿していたのを目にしたことがきっかけで、工事用のトロッコなど今しか見られないものを一般の人が見ることができる機会をつくりたいと思い、宇部市水道局に呼びかけて実現した」と話す。
当日は同ポンプ場の地下トンネルを地下13メートルにある坑口まで下り、説明を受けながら奥へと100メートル進む「合流幹線管渠(かんきょ)見学」のほか、隣接する「西部浄化センター」の地下通路見学、宇部市役所前のデザインマンホール撮影、市内中心部が一望に見渡せる桃山配水池展望タワーの見学など、各施設をバスで巡る。
大下次長は「これだけ大きなトンネルは山口県内にもあまりない。こうした施設は小学校の社会見学や企業の視察などでもなければ一般の人はなかなか見ることができない。景色を楽しんでもらいたい」と参加を呼びかける。
「今回は『水』をテーマに、下水から浄水、そして水を使用する現場までのストーリー仕立てのツアーになっている。今後もこうした着地型ツアーを企画して宇部を宣伝していきたい。市外の人にも宇部の魅力を知ってもらえれば」とも。
開催時間は9時~17時10分。料金は9,800円。定員は16人(最少催行人数12人)。申し込みは同協会(TEL 0836-34-2050)で受け付ける。