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宇部に社会保険労務士・行政書士合同事務所「FUTAGO」 双子が開業

兄・八木雄大さん(左)と弟・敬大さん

兄・八木雄大さん(左)と弟・敬大さん

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 双子の兄弟で社会保険労務士の八木雄大さんと行政書士の敬大さんが共同で5月1日、「社会保険労務士行政書士 FUTAGO事務所」(宇部市北琴芝、TEL 0836-52-7602)を宇部に開業した。

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 一卵性の双子で、愛媛県出身の八木さん。兄の雄大さんが「自身も悩んだことのある仕事と家庭のバランスで悩んでいる人をサポートしたい」と、2020年11月に社会保険労務士資格を取得。弟の敬大さんも昨年11月に行政書士資格を取得した。2人は雄大さんの妻の地元・宇部で開業した。

 雄大さんは「個人がダブルライセンスでやっている事務所はあるが、兄弟が合同で営業している事務所は日本国内にもいくつかあるくらいだと思う。さらに双子で営業しているのは全国的にもあまり例がなく、おそらく日本初ではないか。お互いの考えていることがわかるのでチームワークは抜群」と話す。

 雄大さんは食品メーカーやITベンチャー業などに勤務し、敬大さんは製薬会社に勤務していた。さまざまな業界で働いた経験を生かして「幅広いサービスをワンストップで提供できる事務所」を目指すという。雄大さんは「現場にいたからこそ、現場の目線に立ってアドバイスできると思う」と話す。

 社会保険労務士が取り扱う案件は、社会保険・労働保険の手続きや労務管理、給与計算など。行政書士は、各種許認可の取得申請、創業計画書の相談、補助金の申請、相続手続きなどのサービスを提供する。

 雄大さんは「事業を始めたいと思っている人にも、職場環境をよくしたいなどの悩みを抱えた中小企業にも、2人でサポートして寄り添っていきたい。2人の強みである若さや双子といったキーワードでSNSや動画配信にも力を入れ、難しいイメージのある法律を身近に感じてもらいたい。次世代への円滑な事業承継など地域の課題解決による地域貢献もしていければ」と話す。

 敬大さんは「人生に悔いを残さないためにチャレンジしようと思い、脱サラした。地域の人が気軽に相談でき頼れる町の双子になっていきたい。相談者の選択肢を広げるお手伝いができれば」と笑顔を見せる。

 電話受け付け時間は9時~17時。

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