わらびもち専門店「とろり天使のわらびもち 宇部店」(宇部市南小串2)が7月15日、山口大学医学部付属病院近くにオープンした。
「とろり天使のわらびもち」は2020年に1号店が大阪にオープンし、全国に100店舗以上を展開している。山口県内では防府店に次ぐ2店舗目となる。
宇部店はフロンティア(大阪市福島区)がフランチャイズ店として運営する。森山太郎社長は「同店グループの立ち上げに関わっていたこともあり自分もやってみたいと出店を決意した。山口県ではまだわらびもち専門店が広がっていないことに将来性を感じて出店を決めた」と話す。
山菜のワラビの根の部分10キロからわずか70グラムしか取れない「本わらび粉」を使い、材料の配合や炊き方など試行錯誤を重ね、「やわらかさをとことん追求し、とろとろ食感に仕上げている」という。つまようじが刺さらないほどのやわらかさが特徴で、割り箸と共に提供する。
商品ラインナップは、看板商品の「とろとろ生わらびもち(和三盆、抹茶)」(600円~)のほか、プリンのようにスプーンですくって食べる「純生クリームわらびもち(プレーン、黒ゴマ、ほうじ茶)」(1箱1,800円)、やわらかいわらび餅が入ったドリンクに生クリームやソースなどをトッピングした「飲むわらびもち(ミルクティー、黒糖、抹茶)」(各680円)など。
森山社長は「今後は季節に合わせた限定フレーバーの飲むわらびもちなども提供していきたい。6月初めにインスタグラムを立ち上げたが、1カ月ほどでフォロワーが2000人を超え地元の人の期待値の高さを実感している」と話す。
「わらびもちは、老若男女問わず多くの人から愛される和スイーツ。お客さまとのコミュニケーションも大切にしながら、お子さんとの散歩、買い物の道中、学校や仕事帰りにも気軽に立ち寄ってもらい、味とスタッフとの交流で笑顔になってもらえれば」とほほ笑む。
営業時間は10時~19時(売り切れ次第終了)。