カフェ「BLACK GARDEN STORE(ブラック ガーデン ストア)」(宇部市神原町2)が10月8日、宇部にオープンした。
店主は山口市出身で現在22歳の中山都加冴さんで、高校生のころからなにか自分の店を持ちたいと思っていたという。出店の経緯について、中山さんは「下関にあるコーヒースタンドの男性オーナーがコーヒーを入れる姿や店の雰囲気などに、かっこいいと心をくすぐられ、自分もこんな『かっこいい店』を作りたいと思った」と話す。
出店場所は中央公園テニスコート近く。席数は、カウンター席、テーブル席、ソファ席合わせて13席。コーヒーは、山口市在住の焙煎士(ばいせんし)とテイスティングしたというオリジナルブレンドのコーヒー豆を使い、エスプレッソマシンで抽出して提供する。
看板メニューという韓国発祥の「ダーティーコーヒー」は、「ダーティーチョコレートラテ」「ダーティーキャラメルラテ」「ダーティークロミツラテ」「ダーティーストロベリーラテ」(各650円)の4種類を用意する。コーヒーはこのほか、「アメリカーノ」(500円)、エスプレッソにスチームミルクを入れた「ラテ」(550円)、「チョコレートラテ」「キャラメルラテ」「バニララテ」(以上600円)などを用意する。
ドリンク類はこのほか、「宇治抹茶ラテ」「ほうじ茶ラテ」(以上550円)、「レモネード」(500円)、「コーラ」「ジンジャーエール」(以上400円)をそろえる。スイーツは、中山さん手作りの「レアチーズケーキ」、ブラックチョコレートや竹炭パウダーを使った「ブラックレアチーズケーキ」(以上650円)を用意。ドリンクはテイクアウトに対応する。
中山さんは「SNSで知ったという20~50代の人が多く足を運んでくれて、オープン後の週末は満席になり、チーズケーキも2時間足らずで完売するなど良いスタートが切れた。今後は軽食などのフードメニューやお酒も出す予定。夜カフェも楽しんでもらえるようにしていきたい。コーヒーを飲みながら本を読んだり、友人同士で会話を弾ませたり、思い思いの時間を過ごしてほしい。幅広い世代が自然と集まれる場所になれたら」と話す。
営業時間は12時~24時。木曜定休。