マルシェイベント「オーガニックフェアうべ」が11月27日、宇部の「万倉ふれあいセンター」(宇部市西万倉宮ノ下)で開かれる。
今回で6回目となる同イベントは、宇部市が取り組む「有機農業推進計画」の一環で、有機農業を通じて食や健康、環境・自然を大切にし、生産者と消費者を結びつけることを目的に行う。地元農家、消費者などの有志から成る「有機ネット山口西部」が共催する。
当日は、有機野菜や米、加工品などを販売するマルシェのほか、食育指導士の西本葉子さんによる「有機給食の取り組み」をテーマにした講演会、有機農業や環境問題に対する取り組みを紹介するパネル展示、「しめ縄づくり体験」のワークショップ(小=300円、大=500円、先着50人)、マルシェで使える引換券が景品のクイズラリー(先着100人)などを行う。
マルシェには「有機ネット山口西部 生産者部会」(米、野菜、加工品)や「山口市有機農業推進協議会」(酒かす、酒)、「KURUMILK」(焼き菓子)、「ばくや」(天然酵母パン、菓子)、「いしちゃんファーム」(れんこん)など12事業者が出店。キッチンカーも来場し、「ビストロアマービレ」がジビエ料理を、「MobileBARみやざき」が米粉うどんを、それぞれ提供する。
宇部市農業振興課の古谷みどりさんは「昨年は約500人が来場した。『これまで知らなかった有機農業を知ることができた』『有機農業で作られたものをここで初めて買った』などの声を頂き、生産者と消費者がつながる交流の場になっていると実感する。イベントを通じて有機農業を身近に感じてもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~14時。