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宇部・厚南にラーメン店「萬馬軒」 濃厚みそスープ看板に

「萬馬軒 厚南店」外観

「萬馬軒 厚南店」外観

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 ラーメン店「萬馬軒(まんばけん)厚南店」(宇部市東須恵)が12月6日、宇部・厚南にオープンした。

もっちりとした中太麺のみそラーメン

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 場所は、カフェ「Cafe Peacock(カフェ・ピーコック)」に併設していたジェラート専門店「Homemade Gelato factory Peacock(ホームメードジェラートファクトリーピーコック)」跡。

 経営は、「萬馬軒」(本店=東京都新宿区)や「らーめん 屋台屋」(東京都世田谷区)などのラーメン店のほか、そば店、焼き鳥店など飲食店9店舗を展開する「グッドクリエイト」が立ち上げたグループ会社「グッドカルチャープロダクツ」。ラーメン業の起業相談や商品プロデュースなども行う。

 グッドクリエイトの松本文彦社長は宇部出身。「元々は地元でゆっくりと営業できるような店をしようと思っていたが、物件が決まってからオープンするまで時間がかかって大変だったことをきっかけにコンセプトを変更し、自分のように苦い思いをする人をなくしたいと新たにグループ会社を立ち上げて出店した」と話す。

 店舗面積は約15坪。店内はカウンター席とテーブル席で計18席を備える。「みそ風味たっぷりのポタポタとした濃厚スープが特徴」だという、信州の赤みそと白みそをブレンドしたみそだれベースのラーメンを提供する。

 ラーメンは、「味噌(みそ)らーめん」(880円)や「辛味噌らーめん」(940円)、「醤油(しょうゆ)らーめん」(750円)、「ねぎ味噌チャーシュー麺」(1,430円)、「味噌つけ麺」(880円)、「辛味噌つけ麺」(940円)を用意。山口県産の麦みそを使ったラーメンも提供する。

 松本社長は「東京の食文化を山口に、山口の食文化を東京に発信していきたい。主軸はぶらさずに地元に寄り添いながら東京と地元の橋渡しができれば。調味料一つとっても関東と関西では味が全く違う。関東の調味料をベースにしているので浸透するまで時間がかかるかもしれないが、『こんなラーメンがあるんだ』と知ってもらい、地元に定着させていきたい。毎日味が進化し続けているので何度も通ってもらえたら」と話す。 

 「プロデュースした東京の店では、行列で2時間待ちのところもある。ラーメン屋をしたいと考えている人や、東京に出店を考えている人も無料で相談に乗るので気軽に相談してほしい」とも。

 営業時間は11時~15時、17時~21時。当面不定休。

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