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宇部にパン店「掛橋ぱん」 手作りパンを週末限定で販売、焼き菓子も

「手作りのおいしいパンを届けたい」と店主の掛橋さん

「手作りのおいしいパンを届けたい」と店主の掛橋さん

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 週末限定で営業するパン店「掛橋ぱん」(宇部市東本町2)が1月14日、宇部にオープンした。

店内に並ぶパン

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 店主の掛橋麗子さんは山陽小野田市出身で、これまで宇部市内の社員食堂で働いてきた。パン作りが趣味で、家族や友人に「おいしい」と背中を押され「本格的にやってみよう」と思い、独学でパンについて学び、夫・聡太郎さんの父の古民家の一角を改装し、約1年の準備期間を経てオープンにこぎ着けた。

 毎週金曜・土曜の2日間のみ営業し、営業日にはのぼりを掲げる。4坪の店内正面にはガラスのショーケースを用意し、日替わりのパンを対面販売形式で営業する。

 常時約15種類ほどのパンを並べ、あんやスイートポテトなどパンに使う具材もできる限り手作りしているという。掛橋さんのお薦めは、コーヒー生地にバターを包んだ「カフェロティー」(200円)で、「コーヒーが香る皮はさっくり、中はふんわりとした食感。甘じょっぱい味わいで、家族や友人などにあげていた中でも特に好評だった」と話す。

 メニューは「塩バターベーグル」(200円)や「ベーコンチーズベーグル」(220円)などのベーグル、「ミルクフランス」「コーヒーフランス」(以上190円)、「オニオンチップとチーズのスコーン」「クランベリーとホワイトチョコスコーン」(以上220円)などのスコーン、「めろんぱん」(190円)、「チョコとナッツのパン」(200円)など。

 このほか焼き菓子や洋菓子なども手作りし、「チョコスノーボールクッキー」(350円)や「おとーとぷりん」(200円)なども販売する。

 掛橋さんは「販売するパンは私の好きなものばかり。週2日の営業だが、焼き上がるパンを楽しみに通っていただけたらうれしい。夫が看板を作って店内を改装してくれたり、家族や友人が花や店の飾りをくれたり、みんなで作り上げた店。オープンのために協力してくれた周りの人に本当に感謝している」と笑顔を見せる。

 「今後は養蜂などにも取り組み、いずれ手作りの蜂蜜も店に置けるようにしたい。おいしいパンをいっぱい焼き、ふとしたときに『あのパンが食べたいな』と思ってもらえるような店になっていけたら」とも。

 営業時間は11時~(売り切れ次第終了)。

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