プライベートコテージ「HAV HYGGE SETOUCHI（ハウヒュッゲセトウチ）」（山口市秋穂東）が4月12日、山口・秋穂にオープンした。

コテージ「TSUKI」外観

　約12000平方メートルの敷地内にコテージ4棟と管理棟を備える。運営は、建設業の「赤瀬石材工業」（同）。同社の赤瀬章太専務は「海水浴のシーズンしか使われていない土地がもったいないと思い、目の前に海が広がるロケーションを生かしたいと考えた。秋穂地域がさらに発展してほしいという思いと、2020年に創業100周年を迎えた記念として開設した」と話す。

　コテージは、地中海をイメージした曲線的な造りの「MARU（マル）」（2人用）、アジアンリゾートをイメージした「HOSHI（ホシ）」（4人用）、洞窟の中の秘密基地をイメージし、展望台の付いた「TSUKI（ツキ）」（2人用）、屋根に登って海や星空を眺めることができる「KAZE（カゼ）」（4人用）の4棟。1棟ごとにコンセプトや内装、カラーを変え、フォトジェニックな雰囲気に仕上げたという。

　料金は、素泊まりプラン＝18,000円～（オフシーズンの場合、時期によって変動）。夕食には「あいおえび」などの地元の食材が食べられる「BBQセット」や、自分で握って食べる「握り寿司体験セット」を用意する。朝食は、バゲットや温野菜などをバスケットに盛り合わせたセットを提供する。

　オプションでアクティビティも用意する。透明のボードの上に立って海の中を眺めながら水上散歩が出来る「SUP（サップ）」や、透明のカヤックに乗る「シーカヤック」のほか、「海釣り」「テントサウナ」「天体観測」「たき火」など。

　赤瀬専務は「目の前に海が広がる非日常を味わえる空間。どこかに行くついでに秋穂に寄るのではなく、目的地として訪れる人が増え、山口市南部地域の活性化につながれば」と笑顔を見せる。

　管理棟の営業時間は15時～23時。