食べる

山口・湯田温泉に小料理店「婆娑羅」 「間借り居酒屋」として週4日営業

店主の富田裕斗さん

店主の富田裕斗さん

  • 0

  •  

 小料理店「和創作 婆娑羅(ばさら)」(山口市湯田温泉1)が山口・湯田温泉にオープンして1カ月がたった。

同店の外観

[広告]

 同店は、居酒屋「魚バルここん」と店舗をシェアする形で出店。水曜・木曜・金曜は「魚バルここん」が営業し、土曜~火曜に同店が「間借り居酒屋」として営業する。

 店主は、鮮魚店や和食店で約8年間料理を学んだ富田裕斗さん。半年ほど前から準備を進め、いつか自分の店を持ちたいという夢を実現した。

 富田さんは「空き店舗を探したが、思うような物件がなかなか見つからなかった。鮮魚店で働いていた時の先輩である『魚バルここん』の店主に相談したところ、間借りというスタイルを提案してもらい、あっという間に話が進んだ」と話す。

 提供するメニューは、「お刺身盛り合わせ」(1,600円)、「カマの塩焼き」(1,200円)、「和牛ステーキ」(1,980円)、「車海老天ぷら」(900円)、「豚角煮」(750円)など。「本日のおすすめ」も用意し、「冷凍食材は使わず、新鮮な魚を毎日仕入れている」と富田さん。

 ドリンク類は、「ウイスキー」(520円)、「サワー」(500円)、「ビール」(550円)、「焼酎」(520円)など。日本酒は「本日のおすすめ3種」として用意する。客単価は4,000円~5,000円。

 富田さんは「他の店にある料理では面白くないと思い、メニュー作りには工夫を凝らした。魚をはじめ、肉や野菜などはその季節においしい食材を取り寄せる。おいしいものが食べたいと思った時に、当店を思い浮かべてもらえたらうれしい」と話す

 3月28日のオープンから1カ月がたった。「すでに常連客もいて、『また来るね』という言葉がうれしい。お客さんの声が直接聞けることも楽しい。食材があれば、お客さんのリクエストにも応えていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時30分~23時。水曜・木曜・金曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース