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フジグラン宇部で「やまぐち地産・地消フェア」始まる 実演販売、スイーツフェアも

「地産地消フェア」の様子

「地産地消フェア」の様子

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 物産展「やまぐち地産・地消フェア」が6月1日、宇部のSC・フジグラン宇部(宇部市明神町)で始まった。

「陶の里 和工房」(下関)の工芸品

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 県産品の魅力のPRや地産地消の推進などを目的に行う同展は、2016(平成28)年から毎年開催し、今回で30回目。県内各地から約50業者が出店し、水産加工品や加工肉食品のほか、工芸品、スイーツなどを販売する。

 会場では、「山口茶業」(宇部市)が「小野茶麺」、「ハートアンドハート」(山口市)が「岩国寿司」を実演販売するほか、「にいや」「楠こもれびの郷」(以上宇部市)などが「山口宇部弁当」を販売する。食品館正面玄関前には、キッチンカー「たきべん」が出店する。

 「スイーツフェア」も実施。初出店する「エール・ラポール」が「クロッカンシュー」(324円)、「LAUGH cafe and bake(ラフ カフェアンドベイク)」が「ガトーショコラ」(507円)を販売するほか、「メイフェア」「小川蜜カス」「かまたの恵」「大黒屋」などが出店し、洋菓子・和菓子店が一堂に会する。スイーツフェアの開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。

 初日は、11時からオープニングセレモニーが行われ、チョーコクンとフジ公認キャラクター「ハッぴぃ」が来場。「シマヤ」(周南市)がフグ汁200食を来場者に振る舞い、開始20分で終了するほどの盛況ぶりを見せた。

 フジグラン宇部の次長兼食品課長の森脇徹さんは「コロナ禍では規模を縮小しながら行っていた。新型コロナの5類移行後の初開催で、30回目の節目となる今回は試食を3年ぶりに再開することができた。出店業者もお客様の生の声が感じられ、とても喜んでいる」と話す。

 主催する山口県物産協会の西谷寛文専務理事は「山口は素晴らしい産品であふれているので、ワクワクしながら買い物を楽しんでほしい。当協会が運営しているアンテナショップ『おいでませ山口館』(中央区日本橋)でも県外の方に山口をPRしているが、このフェアを通して県内の方にも地元の特産品や民芸品を知ってもらい魅力を感じてもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~19時(最終日は17時まで)。今月4日まで。各店出店日は異なる。

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