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萩で「瀬つきあじ祭り」 4年ぶりに復活、生産者と消費者をつなぐ

過去に行われた「瀬つきあじ祭り」の即売の様子(写真提供=萩市水産課)

過去に行われた「瀬つきあじ祭り」の即売の様子(写真提供=萩市水産課)

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 萩市のブランド魚「瀬つきあじ」をPRするイベント「萩の瀬つきあじ祭り」が7月2日、道の駅「萩しーまーと」に隣接する「山口県漁協萩地方卸売市場」(萩市椿東)で開かれる。

「水揚げ」の様子

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 4年ぶりに開く同イベント。2006(平成18)年に初開催し、毎年7月に行ってきたが、2020年からの3年間は新型コロナの影響により中止。その間は「萩の瀬つきあじフェア!」などの代替イベントを実施した。

 萩市水産課の椙本学係長は「今年は漁業者の皆さんが中心になり、お客さんと対面で販売する。4年ぶりということもあり、楽しみというより、どれくらい人が来てくれるかドキドキしていると聞いているが、開催を発表して以降、さまざまなメディアで取り上げられ、そうした不安も少しずつ和らいでいるのでは」と話す。

 当日は、目玉企画として10時30分から「萩の瀬つきあじ握りずし」を先着300人に無料で振る舞う。8時からは「瀬つきあじの水揚げ作業」が行われ、普段は深夜2時ごろに行う作業を見学できるほか、漁協女性部が「瀬つきあじのフライ」(500パック)などを販売する「瀬つきあじ惣菜コーナー」や、地元出店者による水産加工品等の販売(10時~)、「瀬つきあじ」など旬の鮮魚の即売(10時30分~)も行う。

 「ガラポン抽選会」も実施する。即売会や惣菜コーナー、水産加工品等を販売する各店で1,000円分購入で抽選券を配布し、1等=「あじ三昧セット」(7,000円分)、2等=各出店者が用意する商品の詰め合わせや同駅内店舗で使用できる商品券(各3,000円分)、3等=あじフライや瀬つきあじ一夜干しなどと交換できる引換券、4等=萩にゃん。シールなどを贈呈する。

 企画を担当する同課の和田大毅さんは「漁師の皆さんが取ってきた魚を直接購入できる機会はなかなかない。生産者と消費者をつなぐ場、『瀬つきあじ』をより知ってもらえる場になれば。魚を食べる機会が少なくなっている中、私も大好きな萩のあじを食べてもらうために一生懸命準備している。地元はもちろん市外や県外の方にも来てもらいたい」と呼びかける。

 開催時間は10時~14時、水揚げ作業の見学は8時~。

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