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山口・佐山にスイーツ店「のりのり」 パンや無農薬野菜の販売も

「手作りのカラフルな看板が店の目印」と店主の大林典子さん

「手作りのカラフルな看板が店の目印」と店主の大林典子さん

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 手作りスイーツを販売する「のりのり」(山口市佐山)が山口にオープンして3カ月がたつ。オープン日は3月25日。

同店が提供するスイーツ

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 店主は、以前からものづくりが好きだったという大林典子さん。定年後にひと段落し、新しいことにチャレンジしたいと思い、自宅を改装して出店した。入り口の看板やショーケースなど、大林さんが手作りした飾り付けがお客さんを出迎え、入り口の棚には旬の無農薬栽培の野菜を並べる。

 大林さんは「もともと料理や小物を作るのが好き。人に贈ると、受け取った人も作った自分も幸せな気持ちになるのが、ものづくりの魅力。食べることと人付き合いが好きなので、自分が楽しく取り組めて地域の人に喜んでもらえる場所を作ろうと思った」と話す。

 蒸し焼きで仕上げた「プリン」(150円)は、秋川牧園(山口市)の卵を使い、蒸す温度や時間など試行錯誤を重ね、理想の味に近づけたという。シフォンケーキは、「プレーン」(170円)、「紅茶」(180円)、「レモン」「ココアチョコ」「抹茶あずき」(以上200円)など常時4~5種類が並ぶ。北海道産の小豆を使用した「ぜんざい」(120円)、「ババロアぜんざい」(150円)なども提供する。

 パンは、国産小麦粉と天然酵母を使って作り、「まきまきウインナー」(170円)、「チーズ」(150円)、「コーンなパン」(170円)などを日替わりで提供する。大林さんは「今後はクッキーなどの焼き菓子や季節限定のスイーツも充実させていきたい」と話す。

 大林さんは「店づくりや仕入れなど、全てが新しい世界で大変なこともあるが、楽しく取り組むことを心がけている。小さい子どもからお年寄りまで、客層は幅広い。『こんなお店が出来て良かった』という声も届き、自分が生まれ育った場所で少しでも地域貢献ができればうれしい。笑顔と一緒においしい商品を届けたい」とほほ笑む。

 営業時間は11時~(売り切れまで)。水曜・木曜定休。

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