カフェ「CALILABO(キャリラボ)」(山口市吉敷下東1)が山口にオープンして1カ月がたった。オープン日は7月21日。
運営は、薬局を経営する「くすりのあまくさ」(葵1)。天艸(あまくさ)隆之社長が薬剤師を務める傍ら同店を営む。同社が運営していた「よしき薬局」を改装してオープンした同店。天艸社長は「薬局は、近くの病院の閉院に伴って閉店した。いずれは新たなことに挑戦したいと思っていたので、建物を生かしてやりたいことに取り組んだ」と話す。
同店のコンセプトは「絵本の世界に入ったようなカフェ」。店内を白と黒で統一し、平面に見えるデザインの家具を並べる。壁面のイラストやメニューは、いろいろな人の意見を取り入れながら天艸社長が考えたという。席数はテーブル席16席。
天艸社長は「山口には無いものを作りたかった。コスメや音楽など韓国の文化が流行っているので、韓国で人気のカフェを開いたら若い人が楽しめると思った。不思議で可愛い世界を味わえる空間に仕上げた」と話す。
提供するメニューは、店内の空間に合わせて「見た目の可愛いもの」をそろえる。ドリンクが付くスイーツセットメニューは、「クロッフルセット」(680円)、「米粉シフォンセット」(700円)、「2Dケーキセット」(800円)の3種類。サンドイッチ、ドリンク、おかず2品が付く「サンドイッチセット」(1,180円)も用意する。
単品は、「サンドイッチ」(450円)、「クロッフル」(300円)、「もちもちさつま芋ボール」(200円)など。ドリンクは「台湾紅茶」「紅茶」「コーヒー」「コーラ」(以上400円)、タピオカが入った台湾のマンゴードリンク「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」(500円)などを提供する。
天艸社長は「若い人の来店が多く、福岡など県外からの来店も多い。店内のデザインやメニューをブラッシュアップしながら、何度も通ってもらえる居心地の良いカフェにしていきたい」と話す。
営業時間は11時~18時。火曜定休。