サバイバルゲームイベント「風雲!こもれび城」が9月17日、宇部の複合施設「楠こもれびの郷」(宇部市西万倉、TEL 0836-67-2617)で開かれる。
同イベントのコンセプトは「子どもと大人が一緒になって遊ぶ」で、空き地などを利用したイベントを企画する「わくわく冒険村」(宇部市奥万倉)と同施設がコラボして行う。
同村の三隅尚行村長は「昨年から『風雲!冒険城』と銘打ってイベントを開催し、好評を得ている。同施設に呼びかけたところ、やってみようという話になり、今回は出張という形でフィールドを移して行う」と話す。
ゲームは、1チーム4~5人のチーム戦で行う。ヘアバンドで頭に固定したポイを水鉄砲で撃ち合い、相手チームの大将のポイを破るか、試合時間の約7分が経過すると終了。大人と子どもが一緒にゲーム参加するため、全員が三輪車に乗って目線をそろえる。
当日は、全4ラウンド(各回定員16人)を予定する。各ラウンドを4チームに分け、それぞれ2試合ずつ行う。今回は勝敗に関係なく楽しんでもらうことを目的とするため、対決の組み合わせは運営側で指定し、優勝などのランキングは設けない。
第1・第3ラウンドはオンラインでの事前予約で満員になっているが、第2・第4ラウンドは当日先着順で参加を受け付ける。参加料は1人500円。
三隅村長は「子どもはもちろん、大人も童心に帰って思いっきり遊んでもらいたいというのが一番の思い。今は大人が無邪気になるところを見せられる機会が減っているので、子どもたちにそういう姿を見せてあげたい。大人になってもこんなに楽しいんだということを伝えられれば」と話す。
「このゲームを考案した時に、広い場所さえあれば出張して開催できると考えていた。今後は企業とコラボして企業対抗のチーム戦など、もっと規模を大きくしてやってみたい。いろいろな所にこの企画を持っていければ」とも。
開催時間は10時~15時。小雨決行。