スパイスカレー専門店「QuiQuiRiQui(キキリキ)」(山口市道場門前2)が10月6日、山口にオープンした。
店主は今年東京からUターンした竹下千紘さん。竹下さんは「10年程東京のイタリアンレストランで働き、30歳を節目に新しいことに挑戦しようと考えていたところ、母の長年の夢だったカレー店開業のタイミングと重なり、地元に戻り一緒に店をオープンすることを決めた」と話す。
場所は「お肉のどうもん松本」跡。グレーを基調とした店内に、カウンター席6席、テーブル席12席を設ける。「落ち着いた雰囲気の中に緑を多く設置し、リラックスできる空間に仕上げた。店内にWi-Fiやコンセントを設置しているので仕事の合間などのカフェ利用も歓迎」と竹下さん。
使用するスパイスは、カレーによって約30種類を使い分け、米は徳地産、野菜は地元産を使う。提供するメニューは、「チキンカレー」「辛くないバターチキンカレー」「気まぐれカレー」「キーマカレー」(以上880円)など。17時以降は「スパイス枝豆」(330円)、「サバたまポテサラ」(380円)、「チビカレー」(500円)なども用意する。
デザートは「ガトーショコラ」「バスクチーズケーキ」「アップルパイ」(以上600円)など。ドリンクは「ラッシー」「自家製レモネード」「アイスコーヒー」(以上420円)のほか、「スーパードライ小瓶」(530円)、「ワイングラス」(580円)、「自家製レモンサワー」(480円)などアルコールも提供する。
竹下さんは「スパイスを入れるタイミングや形状によって味わいが変わるので、母と何度も調整を重ねた。地域の人が集まって、ゆっくりと過ごせる場所でありたい。ふらっと立ち寄ってもらえればうれしい」と話す。
営業時間は11時~21時(カレーが無くなり次第終了)。水曜定休。