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山口にバー「待宵」 現役山大生が出店、企業と学生をつなぐ場を目指す

店主の本多翔士音さん

店主の本多翔士音さん

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 カフェ&バー「待宵(まつよい)」(山口市湯田温泉3、TEL 070-9150-9124)が山口・湯田温泉にオープンして3カ月がたった。オープン日は7月8日。

同店が提供する「長州学舎」

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 同店は、山口大学経済学部3年生の本多翔士音(しおん)さんが「人との出会いで視野が広がることを実感し、大学生が気軽に立ち寄れる出会いの場を作りたい」と出店。一度限りのイベントではなく、いつでも通える場所にしようとバーという形態を選んだ。

 オープン後の3カ月を振り返り、本多さんは「当初の想定より社会人の来店が多い。大学生同士の交流を想定していたが、社会人のお客さんがいることで学生にはない視点や会話が生まれてより良いものになっていると感じる」と話す。

 店内にカウンター席10席、テーブル席6席を設け、山口大学のオリジナル日本酒「長州学舎」(800円)のほか、クラフトビール「瀬戸内ヴァイツェン」(700円)、フルーツワイン「あらごしみかん」(500円)、カクテル「トロピカルファジーネーブル」(700円)などを提供する。

 アルコールが飲めない人も来店しやすいように、コーヒー「待宵ブレンド」(600円)、紅茶「ハイランドペコー」「ジャスミンティー」(以上500円)、「ノンアルカシスソーダ」(以上600円)などのノンアルコールドリンクを豊富にそろえる。コーヒーは「Nishida Coffee」(湯田温泉5)のオリジナルブレンドなど9種類、紅茶は本多さんの地元神戸から取り寄せた15種類を用意する。

 本多さんは「今の課題は、大学生にもっと当店を知ってもらうこと。気軽に行きたいと思ってもらえる魅力的な店作りをしていきたい。大学生にとっての友だちや相棒、サポーターでありたい。今後は県内の企業と学生をつなぐ場づくりにも挑戦していきたい」とも。

 営業時間は18時~翌3時(24時以降は要予約)。木曜定休。

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