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山口にラーメン店「深水」 サンドイッチ店に併設、「昭和の中華そば」提供

サンドイッチ専門店「ダイロク堂」に併設

サンドイッチ専門店「ダイロク堂」に併設

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 ラーメン店「中華そば 深水(ふかみ)」(山口市朝田)が9月27日、山口にオープンした。

同店の「中華そば 黒」

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 2021年12月にオープンしたサンドイッチ専門店「ダイロク堂」のリニューアルに伴い、同店に併設してオープン。担当者は「ラーメン店を出店する構想は昨年からあったが、7月上旬の豪雨で『ダイロク堂』が浸水したことをきっかけに具体的に考えるようになった。復旧などで心が折れそうになることもあったが、スタッフの『ここで働きたい』という思いが背中を押し、オープンに向けて頑張ろうと思った」と話す。

 店内に、カウンター席8席、テーブル席12席を設ける。「懐かしい昭和の中華そば」をコンセプトに、数種類の調味料を配合したかえしと、鶏と魚介類を使ったスープを合わせて提供する。

 メニューは、醤油(しょうゆ)味の「中華そば 黒」、塩味の「中華そば 白」(以上770円)、「卵焼きめし」(450円)。トッピングに「チャーシュー」(250円)や、お替わり自由の「白いごはん」(200円)を用意する。メニューは今後増やしていくという。

 担当者は「かえしとスープは、それぞれコンマ数パーセントの配合を試してたどり着いた味。ラーメン店での勤務経験があるスタッフや食品メーカーの担当者にも手伝ってもらい、何度も試食を重ねて絶妙な配合バランスを見つけることができた。どこか懐かしい味わいを楽しんでほしい」と話す。

 「『ダイロク堂』のお客さんから温かい言葉をたくさんもらい、スタッフ全員で復旧に向けて取り組んだ。再びスタート地点に立ったいま、お客さんの喜ぶ顔を見るのが楽しみ」とも。

 営業時間は11時~15時。土曜・日曜定休。

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