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山陽小野田の少年サッカー教室にジーコさん来場 25年ぶり2回目

子どもたちに指導するジーコさん

子どもたちに指導するジーコさん

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 「鹿島アントラーズ少年サッカー教室」が11月3日、山口東京理科大学のグラウンド(山陽小野田市大学通1)で行われ、ジーコさんが25年ぶりに来場した。

あいさつするジーコさん

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 同サッカー教室は、1996(平成8)年から始まり、鹿島アントラーズに所属する選手やコーチ、スタッフが毎回来場している。26回目となった今回は、「共同産業」(山陽小野田市港町)の主催で行われ、同クラブのアドバイザーを務めるジーコさんのほか、鈴木秀樹副社長、フロントスタッフの城祐万さん、通訳の川窪匡哉さんが来場した。

 当日は、山陽小野田市少年サッカー連盟に所属する小学生約90人が参加。ジーコさんは、開会式で「また戻って来ることができてとても嬉しいです。25年前に来た時と教えることはさほど変わりはありません。それはなぜかと言うと、子どもたちにとって1番大事なことは、サッカーを楽しむということ。まずは楽しむことを忘れず、そして基礎的なことを楽しくみんなでやっていきましょう」とあいさつした後、パスやドリブル、シュートなどの練習を1時間20分に渡って指導した。

 参加した高千帆小6年の清水泰希さんは「僕たちのために山陽小野田市まで来てもらい有り難うございます。今日練習したことをこれからのプレーで出していきたいです」と、選手を代表して感謝を述べた。

 指導を終えたジーコさんは「みんなが楽しくサッカーをやってくれたおかげで、自分も楽しむことができた。私の前でサッカーを楽しむ喜びや笑顔を見せてくれて、逆に私がパワーをもらった。これからもサッカーを続けてもらうことが私の希望ですが、これからの人生は長いので何があるかわかりません。ただ、このサッカーというスポーツが楽しいということだけはみんな忘れないでいてください。サッカーが楽しいということを、自分の中に思い出として残してもらいたい」と笑顔を見せた。

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