マルシェイベント「Tsunagu Marche’(つなぐマルシェ)」が11月18日、宇部の児童発達支援・放課後等デイサービス「就労準備型療育シエロ」(宇部市西宇部南)で開かれる。
主催は、発達への不安や障害、病気などがある子どもを持つ保護者のためのおしゃべりサロンを運営する団体「Tsunagu・Mama(つなぐ・まま)」。野中麻衣代表は「今月25日に発足して一周年を迎える。会場を運営している方とのご縁や、同所が定期的にマルシェを開いていたこともあり、今回タイミングを合わせてイベントを開くことになった」と話す。
当日は、クリスマスリースや雑貨などを販売する「ツナグママ雑貨」(各種手帳、ヘルプマークの提示で100円割引)のコーナーや、就労継続支援A型・就労移行支援「マーレ」の利用者の作品を対象にする「アノニモ雑貨店」、キーホルダーを作成する「お絵描きロゼット」のほか、リボンワークショップ、EQ絵本講師・たなべあきこさんによる絵本の読み聞かせなどを行う。
野中代表は「普段のおしゃべりサロンは、お茶を楽しみながら同じ病気を持つ子どもの母親同士が悩みを打ち明け合ったり、情報交換したりする場になっている。自分が子育てをする中で、軽度の障害の方に対する支援の少なさを感じた。イベントを開くことで、そうした現状や普段の活動を知ってもらうきっかけにしたい。団体名にもあるように、来場した方をつなぐ場になれば」と話す。
開催時間は13時~16時。