日田焼きそば専門店「たぬき」(山口市吉敷下東1、TEL 083-902-6649)が11月14日、山口・吉敷にオープンした。
同店は、九州や山口でラーメン店「ろくの家」などの飲食店を展開する「樹(いつき)」(北九州市)が運営し、大分県日田市のソウルフードとして親しまれている「日田焼きそば」を提供する。
店長の川原(かわばる)直行さんは「2年程前に小倉で焼うどん専門店をオープンし、1年程前から新業態の構想はあった。焼きそば専門店が少ない山口県で新業態にチャレンジしてみようと、今回の出店に至った」と話す。
店内には、テーブル席とボックス席26席のほか、カウンター席7席を用意。幅広い層が来店できるように、1人でも入りやすいカウンター席、家族連れでもゆっくり過ごせるボックス席を設ける。
提供するのは、日田焼きそばをベースにした「博多麺焼きそば」を提供する「バソキ屋」で修業したという味で、焼きそばの具材は、もやし、青ネギ、豚肉のみで、麺は無添加の自家製麺を使用する。定番メニューの「焼そば」(850円)のほか、自家製マヨネーズをかけた「からマヨ焼そば」(900円)、唐揚げが付いた「唐揚げ焼そば」(1,050円)、卵を落とした「月見焼そば」(950円)などを提供する。
トッピングに「辛ごま」「ニンニクパウダー」「からしマヨ」(以上50円)、「生卵」「ネギ」「青じそ」(以上100円)を用意するほか、「餃子」(6個=420円、12個=840円)、「唐揚げ」(3個=300円、6個=600円)、「豚足」(380円)、「さばのぬかだき」(300円)などの一品料理も提供する。
11時~14時限定メニューとして、焼きそばにごはんとみそ汁がついた「たぬきランチ」(950円)を提供するほか、17時~19時には焼きそばにドリンクと餃子3個がついた「たぬき晩酌セット」(1,500円)を用意する。
川原店長は「街の元気印として、焼きそばで街を盛り上げていきたい。また行こうと思ってもらえるファンがたくさんできるように、おいしい焼きそばと元気な接客を提供したい。今回の出店をスタートとして、県内で多店舗展開を見据えていきたい」と意気込む。
営業時間は、10時30分~22時(11月は11時~15時、17時~22時)。