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宇部に中華料理店「唐食」 店主は中国出身、70種類の中華料理提供

「本場の中華をゆっくり味わってもらえたら」と張さん

「本場の中華をゆっくり味わってもらえたら」と張さん

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 中華料理店「新・ 中華料理 唐食(トウショク)」(宇部市西梶返2、TEL 090-4100-9289)が12月2日、宇部にオープンした。

ランチメニュー「唐食定食」

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 店主は中国出身の張洪庄(チョウ・コウジュン)さん。中国のホテルなどで約10年間料理の腕を磨き、来日後は中華料理店「敦煌」で約16年間働き、料理長も経験した。張さんは「自分の店を持ち、おいしい中華料理で多くの人に喜んでもらおうと独立開業を決めた。私一人で手作りするので、手頃な料金に設定している」と話す。

 店内にカウンター6席とテーブル席50席を備える。山口県産米と国産素材を中心に使用し、本場の四川料理を提供するほか、「回鍋肉(ホイコーロー)」や「黒酢の酢豚」などは日本人の好みに合わせた優しい味付けにする。

 昼は、定食メニューを提供する。サラダやライスなどが付く「唐食定食」(880円)は、「四川麻婆豆腐」や「海老チリソース」「八宝菜」など8種類の料理からメインを選ぶ。麺料理とギョーザのセット「ラーメン・餃子定食」(880円)は、担々麺や中華そば、台湾ラーメンなど8種類から麺料理を選ぶ。魚か肉のメインにスープ、小鉢などが付く「日替わり定食」(900円)も用意する。

 夜は、「四川担々麺」「チンジャオロース」(以上780円)、「油淋鶏(ユーリンチー)」(680円)、「よだれ鶏」(580円)、「手作り焼きしそ餃子」(380円)、「上海焼きそば」「とびっこと茄子のおこげ」(以上880円)、「自家製杏仁豆腐」「ごま団子」(以上380円)など単品メニュー約70種類を提供するほか、コースも用意する。ドリンクメニューは生ビール、ハイボール、サワー、日本酒、焼酎、ソフトドリンクなどをそろえる。

 張さんは「近くに大学や病院などがあるので、安くてお腹いっぱい食べれる場所を提供したい。落ち着いたら、中国現地で食べるような日本になじみのない料理も出していきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~14時30分、17時~22時30分。

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