夜間に営業するドーナツ専門店「黒墨商店」(防府市戎町1)が防府にオープンして3カ月がたつ。オープン日は11月23日。
「遊びに行った帰りや仕事帰りに気軽に立ち寄れる店」をコンセプトに、夜間限定で営業する同店。運営は、飲食業の「黒墨商店」(福岡県北九州市)で、「北九州店」「熊本店」に次ぐ3号店として出店。今後フランチャイズでの全国展開も視野に入れる。
店長を務めるのは、同社の柳田晟社長の妹で、現役大学生の柳田愛華さん。柳田店長は「出身地の山口県内に出店したいという兄の思いがあり、昨年春ごろから準備してきた。店長をやってみないかと兄に相談され、あっという間に話が進んだ。大学の夏休み中に北九州店で修業をした」と話す。
提供するドーナツは店内で焼いて仕上げ、「厚みがありフワフワの食感」が特長。しっとりした食感を保てるように材料の配合を1グラム単位で研究した生地を使用し、「見た目は写真映えを追求し、映える見た目でちゃんとおいしいにこだわる」という。
種類は、「ホワイトチョコ×オレオ」「ダブルチョコレート」「ホワイトオンリー」「マロンクリーム」「キャラメル×アーモンドスライス」「抹茶×ピスタチオ」「イチゴ×クランチ」「カスタードブリュレ」(以上450円)などで、現在18種類を用意する。季節によって種類は変わる。
ドリンクは、「カフェラテ」「抹茶ラテ」「チョコレートラテ」「ミルクティー」(以上アイス=600円、ホット=500円)、「アップル」「オレンジ」(以上400円)などをそろえる。
オープン後を振り返り、柳田店長は「遊んだ帰りやドライブ帰りはもちろん、飲み屋街ということもあり、飲み会帰りの『シメ』としての利用も多い。ドーナツを夜に食べる『背徳感』を楽しんでほしい。これから全国に『夜ドーナツ』が広がっていけば」と笑顔を見せる。
営業時間は20時~翌2時。