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山口・阿知須で「ひなもんまつり」始まる 5000個展示、マルシェやコンテストも

「阿知須いぐらの館」に展示されたひなもん

「阿知須いぐらの館」に展示されたひなもん

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 ちりめん細工「ひなもん」を展示する「阿知須のひなもんまつり」が2月8日、山口・阿知須地区で始まった。

会場の様子

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 「ひなもん」は、福岡・柳川のつるし型のひな人形「さげもん」を手本に、昔の雰囲気が残る同地区の街並みに合ったものとして、地区のPRと商店街の活性化を目的に考案したちりめん細工。毎年2月に行っていた「街角ぎゃらりー」に展示していたのが人気となり、2005(平成17)年に「ひなもんまつり」としてスタートし、今年で20回目を迎える。

 期間中、「阿知須いぐらの館」「山口県央商工会阿知須支所」「中村公民館」をメイン会場に、阿知須商店街周辺や同支所周辺の店舗、施設などの約40カ所に約5000個のひなもんを展示するほか、雑貨の販売やキッチンカーの来場、ワークショップなどを展開する。

 同月8日・9日には、先着で「ゆず茶と桜餅のサービス」(各日60セット)、10日には「甘酒の振る舞い」(100杯)を行うほか、11日・12日にはスタンプラリーやマルシェを実施する。

 フォトコンテスト(応募期間=同8日~18日)と川柳コンテスト(応募期間=同8日~15日)も行い、応募作品は全て道の駅「きららあじす」に展示する(展示期間=同19日~25日)。

 実行委員の松田尚さんは「地域振興の一環として、阿知須を盛り上げようという気持ちで出店する皆さんはこの1年間準備を進めてきた。コロナ禍で中止になったり、縮小開催になったりしたこともあったが、地域の方の活躍の場、発表の場として今後も継続できれば。散策しながら、いろいろな所を見て楽しんでほしい」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~15時30分。2月12日まで。

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